マンガParkで無課金・完結(最新)まで読めるお勧め少女漫画  第二弾

映画・マンガ・書籍更新日:2021/05/18
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マンガParkで無課金・完結(最新)まで読めるお勧め少女漫画 第一弾」の続きです。
無料で漫画が読めるアプリ、「マンガPark」から、お勧めの少女漫画を紹介します。
アプリ内で無課金で完結まで読める、もしくは連載中のものは随時掲載される、というのものみをピックアップしています。


スキップ・ビート! (作者:仲村佳樹)



2002年から花とゆめで連載中の漫画です。
これは私も高校時代に友達から借りて読んでドはまりしたのですが、会えなく途中で卒業…
その後集めるにも結構な巻数が貯まっていて漫喫とかで読みつつ、このアプリで何度目かの読み直しができた作品。

とにかくコミカルで笑えます!笑いのツボにはまったらもう一気読み確実。

ストーリーは、
主人公、最上キョーコ高校にも行かずに自分にお金をかけず、とにかくバイトをして幼馴染で人気絶頂の歌手、不破尚を養っていた。
大好きな幼馴染の尚を陰で支えることを生きがいとしていたキョーコだが、ある日「キョーコは家政婦代わりに一緒に上京してきた」と話しているところに遭遇し、ブチギレ、復讐を誓う。
しかし住む世界が違うと思い知らされたキョーコは、同じ立場で復讐することを目標に、芸能事務所へ入る。
そこで不破尚が一方的にライバルと忌み嫌う、芸能界トップクラスの人気を誇る俳優、敦賀蓮に出会う。

初っ端の「男に貢ぐのが生きがいです」な地味な女の子が急にブチギレ復讐を開始するところがもう、1話の展開なんですがスピード感もテンションも最高潮。
そんな想いで芸能界入りしたキョーコの前に現れた敦賀蓮はとにかく真っすぐ、ストイックであり、「復讐のために芸能界に入る」何て言おうものなら冷酷な目で見られるんですが、
徐々に仕事を通して関係性が変わっていきます。
キョーコの女優根性、蓮のストイックさとすれ違い、そこに尚がキョーコと共演してこじれていく関係性が面白い。
基本コミカルですが、恋愛や友情、キョーコの母親との関係性や演技の見せ場などはとてもシリアスで迫力のある物語で、決して「ギャグ」ではありません。
まだまだ続きが気になる、お勧めな作品。

暁のヨナ (作者:草凪みずほ)



2009年から花とゆめで連載中の漫画です。
これはこのアプリで初めて知った作品ですが、このアプリで知った漫画の中では一番に推したい漫画です。

完全にファンタジーなんですが、
私個人が思いっきり好みの、「ファンタジー×国と政治」なんですよね。
個人的には12国記が好きな人には張り切ってお勧めします!

高華王国の王女ヨナは、王である父に大切に育てられ、従兄であるスウォンに恋をしていた。が、父親には強固に反対されていた。
また、専属護衛のハクとも3人仲良く育っていたが、ヨナの16歳の誕生日に、水原によって父親が殺されるのを目撃してしまう。
ヨナも命を狙われたが、ハクによって城から逃げ出すが、「緋龍王」の生まれ変わりであると知ったヨナは「四龍」を探し、ともに戦う決意をする。

いきなり「好きな人が自分の父親を殺した」というショッキングがところから始まるんですが、「緋龍王」の生まれ変わりであるヨナに、最強の戦士「四龍」が誓いを立てて集まります。
この4人+途中で命を救ってくれたユン、ハクとともに旅をするんですが、それぞれの過去と物語や
その時に立ち寄る国の状況を目の当たりにして「父の政治は正しかったのか、スウォンのしていることは正義なのか」と葛藤すること、
そしてスウォンの抱える運命を知ること…とにかくシリアスで重いストーリーで、考えさせられます。
ただ、四龍のキャラクターが個性的でほっこりさせてくれるシーンも多いです(このあたりのバランスが「12国記」と同じくとても優れてるように思います)

ファンタジー+国や政治の話が好きな方にはとってもお勧めの作品です。

紅茶王子 (作者:山田南平)



1996年から2004年に花とゆめで連載していた漫画。

こちらもタイトルだけは知っていたけれど読んでなかった作品。
私の中では「フルーツバスケット」「彼氏彼女の事情」と並ぶ、「そんな話なのーーーーー!!!」3部作です。笑
こちらもコミカルに始まるんですが、進むにつれて重い…というお話です。

紅茶に満月を映して飲むと「紅茶の妖精」があなたの夢をかなえてくれる。
そんなおまじないを実行した主人公奈子とお茶会同好会の2人。
実際にアッサムとアールグレイという「紅茶王子」が現れて、「願いを3回叶える」と言われる。
その願いを決めきれないまま、紅茶王子の2人はお茶会同好会の3人と学生生活を送り始める。

という、「どんな設定!?」っていう話なんですが。笑
ちっちゃい「紅茶王子」が「人間化」するとイケメンになっちゃうのがもう「少女漫画!」というところなんですが、
一緒に過ごすうちに離れがたくなる関係性、どんどん出てくる紅茶王子たち、
紅茶王子に恋をする女の子…
紅茶王子は人間になれる?というお話で、「紅茶王子の世界」のほうはちょっと重く切ない話になってます。
最後ちょっと駆け足なのが残念ではあるんですけど、このシリーズは他にもあってたくさんの「紅茶王子」と「人間」の恋や関係性が楽しめるので、
とにもかくにもこの初代の「紅茶王子」は先に読むことをお勧めします。(ここのキャラクターが後々別作品に出てくるため)

この作品で山田南平さんを知りましたが、他作品も面白い…


Wジュリエット (作者:絵夢羅)



1997年から2002年に花とゆめで連載されていた作品です。

こちらも名前だけは知っていたけど読むの初めてでした。

演劇部で男役ばかりやらされる主人公、「三浦糸」の前に現れた、美人転入生「天野真琴」。
実は真琴は「役者になるために性別を偽って卒業までやりぬく」という目的で転校してきた、男の子だった。
その本気さを知った糸は、秘密を守ることを決意する。

という話なんですが、とにかくアクション!な漫画です。
なんでだろう、アクションです。
真琴の秘密を守るために体を張って危険を冒す糸にお互い惹かれていく二人。
「恋愛」と「真琴の夢のため」に秘密を守るというのがベースですが、お互いの家族を巻き込むアクシデントが多発します。
続編の「WジュリエットⅡ」では芸能界デビューするんですが、それにつながる「高校時代」の二人。
二人の個性が気持ちの良い漫画です。

ぼくの地球を守って (作者:日渡早紀)



1986年から1994年に花とゆめで連載されていた作品です。

ちょっと古めの作品で、こちらも名前は知っていましたが読むのは初めてでしたが、「名作」と名高いのは知っていました。
無料開放気にほぼ一気読みしたんですが、読んだ感想は、「ああ、月の子みたいだなあ」と思ったのが最初でした。
清水玲子さんの「月の子」が大好きで、先に読んでたんですが、発表はこちらのほうが先ですね。
つまりとても好みな作風でした。

主人公・坂口 亜梨子は隣の家の7歳の少年、小林 輪に「好きな子をいじめる」ように付きまとわれ、少し困っている。
そんな中、クラスメートの小椋 迅八と錦織 一成が「同じ夢を見ている」こと、それが「月から地球を見守っている」という夢であることを知る。
あるとき小林 輪をベランダから転落させてしまい、それがきっかけで亜梨子もなぜか「同じ夢」をみるようになる。
同じ夢「ムーンドリーム」は彼らの前世であるようで、同じく生まれ変わった仲間と出会うが、彼らの前世での最期は悲惨なものであった。

「月」と「地球」、「前世」、「それぞれの恋愛と葛藤」「悪役の立ち回り」あたりが「月の子」と似てるなあと思った所以です。
世界観は全然違うので、そういうファンタジーが好きな方にすごくお勧めです。私は凄く好きでした。
「現代」と「過去(前世)」の話が絡んでいくんですが、「前世」のトラブルが本当に心苦しい…
主要人物の「小林輪」が主人公でもあり悪役でもあり、というところがすごく見ものです。
古い作品なので絵柄も古いなあと感じますが、そんなこと気にならないくらい読み応えのある内容です。名作と名高い所以ですね。
個人的には「前世」のみをまとめたものも読んでみたかった…(最期を考えると切なすぎますが)

また、続編も2つ出ていてどちらもマンガParkで読めます。成長した輪くんの変化に注目。
かなり古い作品の続編なので絵柄が相当変わっていますが、私はあまり気にせず読めました。


そこをなんとか (作者:麻生みこと)



『MELODY』にて2007年6月号から2018年に連載されていた作品。

ちょっと毛色が変わりますが、掲載雑誌が違うせいですね。
弁護士や法律物の作品が好きで読んだらすごく面白かったです。

主人公・改世 楽子は新米弁護士で司法試験は合格したが就職先が見つからず、学生時代キャバクラでバイトをしていた際に「飲み比べて勝ったら雇う」という条件で勝ち、
その時の客であった菅原 耕太郎の菅原弁護士事務所に押しかけ採用に至る。
事務所に所属している東海林 弘明とともに、様々な問題を弁護士として解決していく。

という、現代ものの作品です。
とにかく主人公・改世 楽子のキャラクターが最高です。
特に突出した能力があるわけではなく、ちょっとのんきで楽観的、でも真っすぐに向き合うことで解決へ向かいます。
その点ちょっと「リーガル・ハイ」っぽいですね。
法律物が好きな方にはとってもお勧めです。

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