バレーボール日本代表国際親善試合~東京チャレンジ2021
スポーツ(バレー)更新日:2021/05/02
5月1日に行われた「バレーボール日本代表国際親善試合~東京チャレンジ2021」の女子。
有明アリーナで初めて行う、国際大会で、相手は世界ランク1位の中国。
テレビで放送されていたものを見たので感想を書きます。
オリンピックまで国際試合はこの1試合と、ネーションズリーグしかありません。
が、コロナの関係でどうなるか不透明だと思っています
開催されることを祈るばかりですが…
最終的にベンチに入ったのは以下の12名でした。
1 黒後愛 OH 東レ 180cm
2 古賀紗理那 OH NEC 180cm
3 島村春世 MB NEC 182cm
4 長岡望悠 OP 久光 179cm
5 荒木絵里香 MB トヨタ車体 186cm
7 石井優希 OH 久光 180cm
8 石川真佑 OH 東レ 173cm
9 田代佳奈美 S デンソー 173cm
14 小幡真子 L JT 164cm
19 山田二千華 MB NEC 184cm
21 林琴奈 OH JT 173cm
24 籾井あき S JT 176cm
合宿に参加したのは18名、そこから
鍋谷選手、関選手、奥村選手、東谷選手、井上選手、芥川選手
が選出外でした。
意外だったのは、事前のインタビューで
「関選手がスタメン」と予想された記事を読んで
中田監督が「籾井に期待してる、長岡とセットで使いたい」と言っていたので、
てっきり
関選手が正セッター、籾井選手と長岡選手の2枚替え、かと思っていたら
まさかの選出が田代選手と籾井選手。
私の個人的な予想では、インタビューを読む前は田代選手と関選手だと思っていて、
若手を試す意味で関選手と籾井選手でいくんだーと思ったら
一番予想外の組み合わせでした。
なぜ関選手と予想したかというと、
・両サイドのメインが古賀選手・黒後選手・石川選手。東レで黒後選手と石川選手とリーグを通して合わせてる関選手が一番有利。
・ミドルの島村選手の選出が濃厚→島村選手を起用するなら、活かせるのはミドル遣いが上手い関選手だろう。
・籾井選手と関選手を比較すると、新人賞を取ったのも今年のベストセッターも関選手。
・関選手は2年前から登録されており、ワールドカップは外れるもモントルーとネーションズリーグ、アジアカップの経験がある。
籾井選手は新人から2連覇という偉業を成し遂げていますが、セッターの評価としては関選手が上という印象だったので、
まさか関選手を外すとは思ってもみませんでした。
また、山田選手が入って奥村選手が抜けたことは予測していたのですが(山田選手の評価が高いため)、
林選手が入って鍋谷選手が抜けたことは予想外でした。
結果は
セットカウント3-0(16-25、18-25、29-31)
のストレートでの敗戦でした。
メンバーは
1、2セット:籾井、小幡、古賀、黒後、石川、荒木、山田(二枚替えで長岡、田代。1セット目はリリーフサーバーに林。2セット目は途中石川に代わって石井)
3セット目:田代、小幡、古賀、石井、長岡、荒き、山田(二枚替えで籾井、黒後。リリーフサーバーに林)
中国は現在世界ランキング1位。
日本は7位。
ワールドカップでは負けなしの完勝で、当時は本当に
「手も足も出なかった」という印象でした。特にサーブとブロックでやられた印象が強かったです。
ただ、結果はストレートでしたが、序盤からワールドカップよりは全然戦えてる、という印象でした。
なにより、今年ずっと調子が良かった古賀選手が覚醒しましたね。
攻守の要、今日の試合だけ見ると「古賀選手だけは外せない」という存在になっていました。
1,2セットの印象はやはり石川選手がサーブで狙われ、崩れてサイドが決めきれない、という印象でした。
特にライト側の黒後選手が厳しかった。
川合さんの解説でもありましたが、黒後選手の位置は前がシュテイ選手で非常に高くてブロックがいい。
相当苦しめられた印象でした。
石川選手も最初は苦しみましたが徐々にブロックアウトや力強い攻撃が効いてくる感じでしたが、やはりサーブレシーブが厳しかった印象。
一番の武器のサーブはブレイク率も高かったし良かったと思います。
3セット目はがらっと入れ替えて
古賀選手に加えてベテランの石井選手、長岡選手。
セッターもベテラン田代選手に交代すると、やっぱり石井選手、古賀選手、小幡選手のレシーブが安定しましたね。
そして田代選手は流石の経験値、トスに守備に安定感があったと思います。
3セット目に出た古賀選手の早いバックアタックもさすがでした。
なにより長岡選手。
怪我の復帰から久光スプリングスのチーム自体の不調で、なかなか活躍を目にできなかったんですが
3本のブロックとコースをきっちり切るスパイクは流石でした。
長岡選手、どうだろう、と思っていたのですが、この調子だとオリンピックまで残りそうですね。
ただ、連戦で無理して再度怪我しないかだけ心配です。
そして黒後選手がここを乗り越えてくることが必須になったな、と思いました。
ミドル陣は良かったと思います。思った以上にブロックがちゃんと掛かっていたなという印象でした。
ただ、籾井選手と荒木選手があってなかったように思うので、そのあたりはまだまだ詰めていくところなのかなと。
山田選手のデビュー戦としてはすごく良かったし、ただ、どちらも良かっただけに島村選手の出番がなかったのが残念。
荒木選手と島村選手は変えてみても良かったのでは、と思います。
島村選手も国際大会の経験が豊富なんですが、ここ2年ほど怪我で離れてからの復帰なので経験させてほしかった。
そう言う意味では林選手も、リリーフサーバーだけ!?という驚きが。
せめて石川選手が後ろの時に交代するとか、守備がいい、攻撃もいい、レフト、ライトどちらもできる万能さが武器の選手だと思うので、
評価の高い守備だけでも見たかった。
サーブだけなら鍋谷選手のほうがいいのでは…と思ってしまいました。
小幡選手は流石に安定してましたね。小幡選手、古賀選手が安定して引っ張っていた印象でした。
結果はストレート負けでしたけど、「これはもっと戦えるかも」という希望が持てた1試合でした。
次はネーションズリーグですね。5月25日からイタリアで開催。
コロナが落ち着いて開催できることを祈ってます。
なんとなくですが、セッターはネーションズリーグで3人再選考なのでは、と思ってます。
今日の感想としては「田代選手は確定かな」と思いました。
最後に。
サイドの相原コーチの存在感がすごい…
相原コーチの言葉を聞くのが楽しかったです。
有明アリーナで初めて行う、国際大会で、相手は世界ランク1位の中国。
テレビで放送されていたものを見たので感想を書きます。
オリンピックまで国際試合はこの1試合と、ネーションズリーグしかありません。
が、コロナの関係でどうなるか不透明だと思っています
開催されることを祈るばかりですが…
メンバー選出
最終的にベンチに入ったのは以下の12名でした。
1 黒後愛 OH 東レ 180cm
2 古賀紗理那 OH NEC 180cm
3 島村春世 MB NEC 182cm
4 長岡望悠 OP 久光 179cm
5 荒木絵里香 MB トヨタ車体 186cm
7 石井優希 OH 久光 180cm
8 石川真佑 OH 東レ 173cm
9 田代佳奈美 S デンソー 173cm
14 小幡真子 L JT 164cm
19 山田二千華 MB NEC 184cm
21 林琴奈 OH JT 173cm
24 籾井あき S JT 176cm
合宿に参加したのは18名、そこから
鍋谷選手、関選手、奥村選手、東谷選手、井上選手、芥川選手
が選出外でした。
意外だったのは、事前のインタビューで
「関選手がスタメン」と予想された記事を読んで
中田監督が「籾井に期待してる、長岡とセットで使いたい」と言っていたので、
てっきり
関選手が正セッター、籾井選手と長岡選手の2枚替え、かと思っていたら
まさかの選出が田代選手と籾井選手。
私の個人的な予想では、インタビューを読む前は田代選手と関選手だと思っていて、
若手を試す意味で関選手と籾井選手でいくんだーと思ったら
一番予想外の組み合わせでした。
なぜ関選手と予想したかというと、
・両サイドのメインが古賀選手・黒後選手・石川選手。東レで黒後選手と石川選手とリーグを通して合わせてる関選手が一番有利。
・ミドルの島村選手の選出が濃厚→島村選手を起用するなら、活かせるのはミドル遣いが上手い関選手だろう。
・籾井選手と関選手を比較すると、新人賞を取ったのも今年のベストセッターも関選手。
・関選手は2年前から登録されており、ワールドカップは外れるもモントルーとネーションズリーグ、アジアカップの経験がある。
籾井選手は新人から2連覇という偉業を成し遂げていますが、セッターの評価としては関選手が上という印象だったので、
まさか関選手を外すとは思ってもみませんでした。
また、山田選手が入って奥村選手が抜けたことは予測していたのですが(山田選手の評価が高いため)、
林選手が入って鍋谷選手が抜けたことは予想外でした。
結果と内容
結果は
セットカウント3-0(16-25、18-25、29-31)
のストレートでの敗戦でした。
メンバーは
1、2セット:籾井、小幡、古賀、黒後、石川、荒木、山田(二枚替えで長岡、田代。1セット目はリリーフサーバーに林。2セット目は途中石川に代わって石井)
3セット目:田代、小幡、古賀、石井、長岡、荒き、山田(二枚替えで籾井、黒後。リリーフサーバーに林)
中国は現在世界ランキング1位。
日本は7位。
ワールドカップでは負けなしの完勝で、当時は本当に
「手も足も出なかった」という印象でした。特にサーブとブロックでやられた印象が強かったです。
ただ、結果はストレートでしたが、序盤からワールドカップよりは全然戦えてる、という印象でした。
なにより、今年ずっと調子が良かった古賀選手が覚醒しましたね。
攻守の要、今日の試合だけ見ると「古賀選手だけは外せない」という存在になっていました。
1,2セットの印象はやはり石川選手がサーブで狙われ、崩れてサイドが決めきれない、という印象でした。
特にライト側の黒後選手が厳しかった。
川合さんの解説でもありましたが、黒後選手の位置は前がシュテイ選手で非常に高くてブロックがいい。
相当苦しめられた印象でした。
石川選手も最初は苦しみましたが徐々にブロックアウトや力強い攻撃が効いてくる感じでしたが、やはりサーブレシーブが厳しかった印象。
一番の武器のサーブはブレイク率も高かったし良かったと思います。
3セット目はがらっと入れ替えて
古賀選手に加えてベテランの石井選手、長岡選手。
セッターもベテラン田代選手に交代すると、やっぱり石井選手、古賀選手、小幡選手のレシーブが安定しましたね。
そして田代選手は流石の経験値、トスに守備に安定感があったと思います。
3セット目に出た古賀選手の早いバックアタックもさすがでした。
なにより長岡選手。
怪我の復帰から久光スプリングスのチーム自体の不調で、なかなか活躍を目にできなかったんですが
3本のブロックとコースをきっちり切るスパイクは流石でした。
長岡選手、どうだろう、と思っていたのですが、この調子だとオリンピックまで残りそうですね。
ただ、連戦で無理して再度怪我しないかだけ心配です。
そして黒後選手がここを乗り越えてくることが必須になったな、と思いました。
ミドル陣は良かったと思います。思った以上にブロックがちゃんと掛かっていたなという印象でした。
ただ、籾井選手と荒木選手があってなかったように思うので、そのあたりはまだまだ詰めていくところなのかなと。
山田選手のデビュー戦としてはすごく良かったし、ただ、どちらも良かっただけに島村選手の出番がなかったのが残念。
荒木選手と島村選手は変えてみても良かったのでは、と思います。
島村選手も国際大会の経験が豊富なんですが、ここ2年ほど怪我で離れてからの復帰なので経験させてほしかった。
そう言う意味では林選手も、リリーフサーバーだけ!?という驚きが。
せめて石川選手が後ろの時に交代するとか、守備がいい、攻撃もいい、レフト、ライトどちらもできる万能さが武器の選手だと思うので、
評価の高い守備だけでも見たかった。
サーブだけなら鍋谷選手のほうがいいのでは…と思ってしまいました。
小幡選手は流石に安定してましたね。小幡選手、古賀選手が安定して引っ張っていた印象でした。
結果はストレート負けでしたけど、「これはもっと戦えるかも」という希望が持てた1試合でした。
次はネーションズリーグですね。5月25日からイタリアで開催。
コロナが落ち着いて開催できることを祈ってます。
なんとなくですが、セッターはネーションズリーグで3人再選考なのでは、と思ってます。
今日の感想としては「田代選手は確定かな」と思いました。
最後に。
サイドの相原コーチの存在感がすごい…
相原コーチの言葉を聞くのが楽しかったです。